
いつも聴いているお気に入りのCDを、試しにミュージックコンソールで再生してみてください。多くの方が「これまで使ってきたオーディオとは明らかに違う。まるでコンサートホールにいるようだ」といった感想を述べられます。
それは、ミュージックコンソールが、測定数値ばかりを性能の根拠としてきた従来のオーディオとはまったく異なる設計思想に基づいて開発されたからなのです。
スピーカーから発せられる音をより高品質なものとするのは当たり前。さらに、その音が実際いかにリスナーの耳にとどくかを、音響技術者が熟練の耳で確かめながら調整を重ね、究極の音響空間づくりに成功しました。
そう、単なる音の装置ではなく、コンサートホールを再現する上質な空間を追求した結果がこの独特のフォルムを生み出したのです。

スピーカーユニットを前面と天面に搭載した独自のフルレンジ・ダブルユニットを採用。音が水平方向に広がるだけでなく、垂直方向へも同出力で放射され、コンサートホールのように自然な音の反響や残響を創出し、部屋のどこにいても音楽に包まれる感動を実現します。
また、アンプも独創性にあふれています。通常のアナログアンプではNFB(Negative Feed Back)と呼ばれる技術が使われていますが、これは出力を反転して再度入力に戻すことで歪みを相殺する常套手段。この技術を採用すれば確かに数値上では歪みは抑えられます。しかし、音楽再生に大切なスピーディな応答性をも奪ってしまいます。ミュージックコンソールは、瞬時に変化する音楽信号にハイスピードで反応できるNon-NFBアンプを採用。音の立ち上がりのキレや躍動感といった音楽に大切なファクターを余さず再生します。

前面と天面に配置された2本のフルレンジユニットに加え、底面には大口径バスレフダクトを搭載。絶妙の距離に配置されたリフレクターでロードをかけることにより、自然で迫力のある低音を再生します。

ミュージックコンソールはグレードの高さをその佇まいでも主張します。
キャビネットは堅牢な木材を使用し、漆のように何層にも塗り重ねられたピアノフィニッシュ。重量18kgにも及ぶボディは、あくまで音にこだわった結果です。
技術者が究極の音響空間のために試聴を繰り返し、1ミリ単位で最適なポジションを絞り出した絶妙のユニット配置は、完成度の高い機能美を表出。どんなインテリアにもマッチする、まさにオーナーとなることの満足を約束する逸品です。

フロントパネルにステレオ入力端子を装備。デジタルミュージックプレーヤーなど様々なソースをミュージックコンソールの高品質なサウンドで気軽に楽しめます。

〈アンプ部〉 | |
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方式 | アナログ フルディスクリートNon-NFBサーキット |
実用最大出力 | 40W×2(1kHz THD10% 4Ω) |
全高調波歪率 | 0.2%以下(1kHz 20W 4Ω) |
周波数特性 | 5Hz〜100kHz(+0、−3dB) |
S/N比 | 100dB(A WTD) |
音声入力 | アナログ/RCA×2、ステレオミニ×1、標準MIC入力×1 |
デジタル/同軸(32〜192kHz 24bit) | |
光(32〜96kHz 24bit) | |
USB(32〜48kHz 16bit) | |
音声出力 | ヘッドホン出力/ステレオミニ1系統 |
ラインアウト/RCA1系統 | |
重低音増強 | スーパーバス回路(+8dB at 60Hz) |
〈スピーカー部〉 | |
方式 | フルレンジバスレフ方式 |
使用ユニット | 12cmダブルコーンフルレンジ×4 |
インピーダンス | 4Ω |
周波数特性 | 40Hz〜30kHz (±6dB) |
出力音圧レベル | 93dB/W/M |
最大入力 | 60W |
〈CDプレーヤー部〉 | |
方式 | 16bit、44.1kHz |
全高調波歪率 | 0.0023% |
周波数特性 | 5Hz〜20kHz (+0、−0.6dB) |
S/N比 | 106dB |
〈総合特性〉 | |
電源電圧 | AC100V、50/60Hz |
消費電力 | 85W(J60065) |
最大外形寸法 | W550×H326×D319mm |
質量 | 18.0kg |
電話番号:03-5456-1251